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皆さんはご存知だろうか。プロレス界の“鉄人”小橋建太の名を。あの佐々木健太と合計200発の空手チョップの打ち合いを演じた伝説のヒーローである。5月11日日本武道館で引退試合を行う。
青春の握りこぶしと歌われたムーサルトプレスは彼の代名詞であるが、なんといっても2005年7月、東京ドームで繰り広げられた、佐々木健介との空手チョップ200発応酬試合である。
この時のゲスト解説者に「日本テレビのスタッフはチョップの数を数えておいたほうがいい。」とまで言わせた
チョップの応酬は正確に交互に相手の胸板目掛けて一本一本全力で打ち込み続けられた。
その数
200発超。
胸は紫色に腫れあがった。六万人の観衆は棒立ち、絶叫と拍手の嵐。試合終了後はリング中央で二人が互の健闘を称え合い、がっしりと抱き合う。
もう観客は
滂沱の涙である。
佐々木健介は言う。「小橋選手のあのチョップを喰らえて、僕は幸せな気分だった。チョップ一発に凄い気持ちを込めていた。あの試合は、僕と小橋選手はチョップで語り合っていた。」と。
実況の経験の多い福澤アナは「実況は、ある種、自分と小橋さんとの戦いだった」と言う。
自分のボキャブラリーと、小橋選手との技との戦い。
これまでの
ボキャブラリーを超える何かを見せないと、小橋さんに負けるという危機感を常に持っていた。」
さあ5月11日小橋引退。
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2013-05-06 17:00
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