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故郷長崎を出るときから既に自分の売れる戦略を立てていたといいう。
私は何ら彼のファンではないが、彼が当世で確固たるポジショニングを得ている理由がわかるような気がする。
まずは何をやっても様になり業界水準では「及第点」。
この安定感が彼を起用する業界側の一番の理由だと思う。
歌、芝居、作詞作曲、ビジュアル、カメラの才能・・・・。その上に、彼独特のキャラがうまい具合にクールにかぶさっている。
業界の起用隆、期待理由、実践してきた事、これからの行方・・・・すべての要素が織り成す結果の現時点の作品が福山雅治という人物なのである。
考えてみるとこのような芸能人はいただろうか?往年の加山雄三かも知れないし、石原裕次郎かも知れない。
うーん時代が違うせいかピンと来ない。
おそらく時代時代にそのようなキャラクターが出現するのは業界のニースからも当然のことなのであろう。ただ、加山氏、石原氏らとの決定的な違いが福山氏にはある。
毛並みがいいわけではないということ。
親の七光りはないということ。
生まれた時から業界内に人脈があったわけではないということ。
つまり彼はサラブレッドではなく駄馬からの「叩き上げ」だということである。
そこらへんにいる格好いいあんちゃんが、上りに上り詰めた結果の存在であるということなのである。
何となく、手が届きそうな気がするのである。
長崎を出るとき彼が立てた戦略がものの見事に実ったのである。
彼の若かりし人生そのものであったギラギラ感を微塵も見せないところがやはり戦略所以ということだろう。
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2013-04-29 15:14
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