SSブログ
広告スペース

志ん生伝説 [落語]

スポンサーリンク




東京スカイツリーが立っている場所は、業平橋といいます。

この業平橋には昭和の初め、とある貧乏家族が住んでいました。その名も古今亭志ん生。

のちに落語会を代表する名落語家です。

志ん生が生きていたら寄席に通っただろうな、とつくづく思います。

古今亭志ん生、その人は落語の一時代を築いた紛れもない名落語家です。

話のうまさもさることながら、観客は彼の人柄があらわになった瞬間を大いに笑う。酒に酔って高座にあがればその回らない呂律に笑い、主人公の名前を忘れ「・・・・どうでもいいな名前」などと言おうものならまた大笑い。客は、落語そのものよりも「今日の志ん生」を楽しみに来ていたといいますからどれだけの芸人だったか・・・・。

何をしても許される落語だったんですね。

ライバルであり盟友の文楽は口座で登場人物の名前が出てこず、「勉強して参ります」とだけ言って二度と高座に上がることはなかったというから、その眞反対の生き方でした。

ただ、話の筋が途中から別の話に変わってしまい、それに気づかず家族から教えられた時はさすがに高座を去った。

芸そのものには厳しかったのです。売れっ子になるまでの極貧の生活、酒、放蕩の限りを尽くした彼の芸風にはどこかひょうひょうとした、われ関せず的な、奔放な気風が漂っていました。

この人が国宝でなくて何でしょうか。「鈴ふり」。ああ、志ん生。



スポンサーリンク



タグ:志ん生 落語
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:芸能

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

カスタムペイン

広告スペース
Copyright © こちらkjyn! All Rights Reserved.

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。