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また人身事故。今度は武蔵野線です。
13年ぶりの暴落で終わった今日(5月23日)の相場。潮目が変わったのですか?
相場、相場、相場・・・・。
相場というのは「命の値段」という意味なのでしょうか。
若者が金を求め、ネットではガンホー株が熱狂。株式相場に手を出すことの是と非。
昨今の若者文化・・・・ネット、ゲーム、スマホ、マネー。
かつて、マネーではなくミュージックやファッションが若者文化だった時代があったことを
知っていますか?
懐かしさがてらに一つ質問です。さて、以下に紹介するこの曲、何だと思いますか?
イントロがラジオの深夜放送で流れた始めたとき、世の男と女がぶっとんだ。初めて聞く哀愁漂うメロディーライン。でも演歌とは程遠い曲調と男の割には澄み切った歌声・・・・。
えっ?なに、この曲・・・・。
いてもたってもいれず、世の若人は翌日早朝にレコード店に走ったのである。
そして口を揃えて言いました。
「かぐや姫の【神田川】って曲ありますか!」
はい、あの歴史的名曲が時代を刻み始めた瞬間です。
1973年の夏の終わりの出来事。今から40年前。ipodもituneも、
いやウォークマンさえなかった頃の大事件だったんです。
ここからかぐや姫は上り始めます。
かぐや姫の送り出す歌は、まるで当時のどこか鬱屈していた時代の若者たちの
胸の内を代弁するような歌詞とメロディとで奏でられ、
日常のすぐそばにあるフォークソングとして時代を刻んでいくのです。
そしてこの名曲を名曲足らしめているのは、歌詞と歌詞を奏でる主旋律だけではありません。
そうです、それは明らかにギターの音色であり、バイオリンの音色です。
しかしこの曲を語る上で絶対に忘れてはならないもの、
それは、バイオリンの陰でかすかに流れる、そう、
フラットマンドリンの音色なのです。
目立たず、消えいらず、しかし大きな存在感をもって、この曲に名曲としての資質を
与えている不可欠な要素の一つなんです。
そして、みなさん。このフラットマンドリンをまるで赤子を愛おしく抱きかかえるように
奏でているのが、
そう、
石川鷹彦
フォークソング、しかも名曲にはバックミュージシャンとして必ず登場している大家です。
もう70歳近いのでうが現役のスタジオミュージシャン。もう天才です。
あの、知らぬ人はいないくらいにあまりにも有名な「22歳の別れ」。
あのギターのイントロ。この作曲者なんです。
かぐや姫のメンバーだった伊勢正三はこのイントロについてこう言っています。
「あれはもう石川さんの
発明です。」
曲の優れた出来を「発明」と呼ぶ天才伊勢も伊勢さんですが、
作った(発明した)石川さんもまたまた石川さんなのです。
先日、西荻窪の戎で飲んでいました。ぼんやりと外を眺めていたら何と目の前を
石川先生が通ったんです。
神田川=中央線=西荻窪・・・・石川鷹彦。もう出来すぎです。
作品とご本人と西荻の映画のセットのような景色が完全に絵と化しておりました。
名曲の陰に石川鷹彦あり。乾杯!
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2013-04-16 21:14
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