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大騒ぎである。
尖閣でもtppでもなく中島知子である。白と黒との顔色対称性からオセロという絶妙な名前をつけたあのコンビが解散した。コンビでmc以外の仕事を見たことがないが、一応芸人である。
ケロっとして出てきた彼女は芸能界のしきたりも無視してテレビのインタビューに応じたらしい。
洗脳されているとの触れ込みだたったが実際のところどうだろう。仕事が忙しく辛い・・・と騒ぎ前には漏らしていたとのことだから、意外と冷静な判断からくる「反乱」だったのかもしれない。
それ位、芸能人の仕事とは忙殺を極めるとのことらしい。
その昔「普通の女の子に戻りたい」という、後に伝説となった言葉をステージ上で吐いて引退の道へと突き進んだ三人娘のアイドルがいた。
その名もキャンディーズ。ラン・スー・ミキといったこの娘たちは、解散宣言以来、世の男の子達のハートを鷲づかみにして、まあ売るは売るはの大騒ぎ。一時代のエポックであった。
かく言う小生も完全に虜と化した。全アルバム入手。番組全て録音録画。深夜放送にラジオを抱いて寝て、翌朝は学ランのポケットにランちゃんのブロマイドを忍ばせての登校・・・・。キャンディーズさえこの世にいなかったら、受験合格者はもっと多かったのではないかと想像してしまう。しかし、今の芸能人と違って、綺麗な騒がせかただったなぁ。
男問題でもない。事務所との金の問題でもない。ただシンプルに芸能人であることに疲れた・・・・普通の生活がしたい・・・・普通女の子に戻りたい・・・それだけだったのである。
雲隠れもしない、堂々とインタビューを受ける、賛否両論などない、国民全員がキャンディーズの味方である。というよりも、敵などいなかったのである。
芸能界を離れたい一心で勝手に解散宣言をして、宣言通りに解散していった彼女たちのあの半年間は彼女たちこそが最も芸能人らしい芸能人として輝いたときだった。
改めてスーちゃんの冥福を祈り、そしてあの時のキャンディーズに乾杯。
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2013-04-15 17:48
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