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老婆が握る寿司 浅草老舗 強烈 [趣味・カルチャー]

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1億円マグロの寿司チェーンに人々が行列をつくる時代ですが、
寿司屋を語る上で私が絶対に忘れられない店。

それはズバリ!浅草の「金寿司」です。

好物の貝をお腹いぱい食べさせてくれ、ビール大瓶1本、熱燗3本飲んで、実に
 ひとり6千円



実はこの寿司屋、80歳過ぎのおばあさんが一人でやっている店で、このおばあさんが
カウンターに立ち、つまり女性が寿司を握り、更に何と酒持ち込みOKのサービス。

面白い寿司屋でしょう?

アワビを注文した時などは、その場でアワビの肝ソースを作ってくれて、それにつけて食べるとまあ絶品だったこと!みなさん、どうでしょう!
行ってみたいでしょ?

早くしないとおばあさんもいつまで店をやれるかどうかですから、東京在住の方なら
明日にでも行かれたらどうでしょう。



でも、ここで一つだけ覚悟しておくべきこと があります。

それは何かというと「この店の汚さと臭い匂い」です。

店に足を踏み入れたとたんに鼻をつく悪臭(魚が腐った匂い。魚市場のあの匂いを強烈な

悪臭に変えたような。)

掃除したのは何年前だろうかとしか思えないゴミ屋敷のような店内。

ですからまったく繁盛してません!

しかし、でもしかし、出される「貝類」は天下一品、値段はやすし!もうこうなると何が「価値」なのかわからなくなってしまいます。どうか怖いもの見たさだけでもいいですから冥土の土産にでも、話のネタにでも・・・・、と行ってみてください。

酔うと汚さや臭さにも慣れてきますから、酩酊するまでお酒を飲まれる方にとっては
大丈夫でしょう。(笑)


浅草のど真ん中。隣が紀文寿司(煮ハマグリが有名)さんです。

最後に。この金寿司、実は、あの池波正太郎、吉行淳之助らの文豪が通った
知る人ぞ知るお店なのです。ご存知でした? ご興味わきますでしょ・・・。

ああ、食べたい。






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